初心者アカハライモリ日記:シリケンイモリとの違い9つ

イモリ飼育
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こんにちは

埼玉県在住のズボラ夫婦です

  

さて前回

シリケンイモリの飼い方についてお話しました

思ったより違いはありませんでしたね

コーラとペプシくらいの違いでしたね

   

でも陸上で過ごすことが多いシリケンイモリさんたちと

水中で過ごすことが多いアカハライモリさんとは何が違うのか

きっとコーラとドクペくらいの違いはあるはずです

  

では本日は、

アカハライモリとシリケンイモリの違いについて比べてみましょう

  

まず、アカハライモリとシリケンイモリは

いずれも日本に生息するイモリ科に属する両生類です

  

ここに関しては違いはないようです  

実はカエルですとかじゃなくてよかった

 

1. 分布

アカハライモリ本州、四国、九州、南西諸島広い地域に分布

        日本国内では比較的一般的に見られ、田んぼや池など水辺の環境に生息

シリケンイモリ沖縄奄美大島宮古諸島など南西諸島に生息

        分布域が限定されています

    

以前”日本両棲類研究所”に伺った際には日本全国のアカハライモリマップがありましたね

このマップを見る限りでも本州にはだいたい分布してそうですね

北海道はやはり寒いからいないのでしょうか

2. 外見

アカハライモリ:体の背面は暗褐色で腹側には鮮やかな赤色の斑点模様がある

シリケンイモリ:背面は黒っぽい色をしていますが

        特徴的なのは箔を散りばめたような金色の斑点があること

        腹側も赤いが、アカハライモリの腹部の模様とは異なり斑点がより鮮やか

手前がアカハライモリ、奥がシリケンイモリです

      

外見に関しては、このような違いが一般的に示されていますが

我が家のシリケンイモリさんは金色の斑点はなし

お腹の模様もアカハライモリとだいたい一緒ですね

お腹の赤みはシリケンイモリのほうがオレンジ(朱色?)っぽい感じですね

   

シリケンイモリもその分布によって違いはあるとのことなので

斑点のあるなしは地域によって変わりそうですね

  

ちなみにアカハライモリは敵に襲われたときにお腹の赤色を見せて威嚇するらしいですよ

想像したらちょっと可愛いですね

我が家のアカハライモリたちにはそんな器用なことできなそうですが・・・笑

   

3. 生息環境

アカハライモリ:半水生で、主に水中で生活

        湿った陸地にも出ることがある

        水深の浅い池や水田などが主な生息地

シリケンイモリ:アカハライモリよりも陸上生活の傾向が強い

        湿った森林や水場の近くに生息し、水陸両用の飼育環境が適している

     

我が家もシリケンイモリのほうが陸地にいることが多いですが

一緒に飼っているとアカハライモリがつられて陸上にいることが増えた気がします笑

  

4. サイズ

アカハライモリ:成体は約10cm程度

シリケンイモリ:アカハライモリに比べて少し大きく、成体で約12~15cmほど

   

シリケンイモリのほうが身体は少し大きいです

身体つきも少しゴツゴツしてる感じですね

力士と柔道家くらいの違いですね(今日は例えが冴えてますね)

    

5. 毒性

両種ともに皮膚からテトロドトキシンという毒を分泌します

シリケンイモリのほうがやや強い毒性を持つと言われています

それでも、人間が触れる程度で危険性は低いですが、触った後は必ず手を洗う必要があります

   

ふぐと同じ毒ですね

どちらもハンドリングしたら絶対にどこにも触れずに手を洗ってくださいね

けっこう怖いですよ

目とか触っちゃったら大変ですよ

   

6. 飼育のしやすさ

アカハライモリ:比較的飼育が容易

        ホームセンターで入手可能

シリケンイモリアカハライモリと同じく飼育は容易だが、やや高温に弱い傾向

        沖縄など特定地域でのみ生息しているため、少し入手が困難

        アクアリウムショップ等で入手可能

    

シリケンイモリは購入できる時期が限られているのか

一時期どこにも見当たらないことがありました

寒いと出てこないからかな・・・

   

また、生息域においても値段は大きく違いそうです

600円くらいのコもいれば数千円くらいするコもいます

    

7. 生態と行動

アカハライモリ昼間は主に水中や湿った場所で静かに過ごし夜間に活動することが多い

        繁殖期には水中に多く見られ、オスがメスを追いかけたり、求愛行動を行う

シリケンイモリ:シリケンイモリも夜行性で、陸上での活動が目立つ

        アカハライモリよりも陸上での生活が強い傾向があり

        水場に依存しすぎない点が特徴

   

シリケンイモリを飼育する際には陸地が必要そうですね

購入した場所は水辺にコルクが浮いていてそこにシリケンイモリが密集してました

陸地はかなり必要そうです

   

8. 繁殖

アカハライモリ:繁殖期は春から初夏にかけてで、水中でオスがメスを追い求める

        オスは尾を使ってフェロモンを送り、メスにアプローチする

         産卵後は卵を水草などに付着させ、孵化まで見守ることはしない

シリケンイモリ:シリケンイモリの繁殖行動もアカハライモリに似ている

        より水深の浅い場所で産卵する

        繁殖期には飼育環境内に水深約25cm程度の水場

        用意してあげると良いとされている

  

ちなみに我が家ではまだ求愛行動をみたことがありません・・・

アカハライモリのオス1匹に対してメス3匹というハーレム帝国なのですが

メスが強すぎるのか・・・

オスが意気地なしなのか・・・

  

9. 寿命

アカハライモリ:飼育下では約10年程度生きることが多い

シリケンイモリ:シリケンイモリは比較的長寿で、20年以上生きることも珍しくない

  

シリケンイモリめっちゃ長生きしますね

私達がおじちゃん、おばちゃんになっても元気なんですね

おもいっきりかわいがってあげましょう

   

まとめ

アカハライモリとシリケンイモリは、両方とも初心者でも飼育しやすい両生類ですが

外見や分布、生態に違いがあるようですね

  

特にシリケンイモリは南西諸島に特有で、金色の斑点が特徴的でやや毒性が強い

また、温度管理や陸地の設置など、やや異なる飼育環境が求められます

  

ただアカハライモリ自身も暑さには弱いので、水槽内の温度が上がりすぎないよう

注意をするという点でいえばアカハライモリと相違はないはずです

  

大きく違うのは飼育環境くらいですかね

水場と陸地がある水槽であれば問題なさそうですね

  

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こちらもぜひチェックしてみてくださいm(__)m

    

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