こんにちは
埼玉県在住のズボラ夫婦です
ついに新しいアカハライモリ水槽を立ち上げました
シン・イモリウムです
私達のイモリ水槽のコンセプトは
「メンテナンスをなるべくしないで可愛く維持」です
これは今回も守っていきますよ!
ちなみに今までは9割が水辺のイモリ水槽でした
ほぼ水ですね
いいんです
アカハライモリは基本的には水の中に住む生き物
なので水が多いことは悪ではありません
しかも水が多いことで水質の悪化が穏やかになります
つまり水換えの頻度が少なくなるということですね
しかしアカハライモリ飼育に慣れてきた
我々は
陸…つくりてぇ…
ってなったわけです
さらに大きい水槽にグレードアップして
イモリウムを作ろうと考えました
これもInstagramでさまざまなフォロワーさんの投稿を見て
イモリウムに憧れたのも事実
我々は重い腰を上げて
まずはレイアウトの考案と大きい水槽を購入しました
水槽
水槽はおなじみgexさんの60cm水槽
高さもあって奥行きもあるこの水槽にしました
なぜgexさんの水槽にしているかというと
水槽のフチがプラスチックで覆われていることが大きな理由です
蓋が乗せられるように一段下がった作りになっているんですね
フタがないとアカハライモリは脱走しますから…(フラグ)
ちなみに蓋はホームセンターで売っていたプラバンに無数の穴が空いているものを購入しました
※ちなみに↑これ1枚では60cm水槽を覆えないので2枚買うことをおすすめします
以前は園芸用の鉢底ネットを蓋として使用していたのですが目が細かすぎて
水槽内が暗くなってしまっていました
今回の穴開きプラバンは水槽内が暗くなることもなく完璧でした
底面フィルターと濾過方法のお話
さて
レイアウトと水の循環を促すために濾過方法をどうするか…
今までは底面フィルターとエアポンプを
使用してエアリフト式といわれる循環方法をとっていました
特段水質の悪化が顕著に起きることもなく
不便はなかったです
3〜4ヶ月に1回の水換えで済んでいました
強いて言えばエアストーンが汚れたら買い換えないといけないくらいですかね
消耗品ですよアレは…
洗ってたらキリがないです…
あとは水の吐出口のパイプがコケなどで汚れてしまいます
これはシマカノコガイを導入する事で綺麗にしてもらっていました
でもコイツらめっちゃうん◯するんですよ
もっと楽に水質を維持できないか…
我らが教科書Instagramをポチポチ…
ありました
gexさんの底面フィルターとgexさんのスリムフィルターを合体させる技です
ちょうどイモリ水槽で使用していたgexさんの底面フィルターS
そしてちょうど1つ余らせていたgexさんのスリムフィルターS
(gexさんの回し者ではありませんよ)
この子達を合体させスリムフィルターのモーターで水を吸い上げ
底面フィルターの機能をフルに活用しようという作戦です
この使用方法はgexさんの底面フィルターの説明書にも記載されておりました
合法です
合法的トビ方ノススメです
実際に合体させて水槽に置いてみましたが
安定性もバッチリ
グラつきはありません
イモリさんたちにいじられても大丈夫そうです
しかし底面フィルターの量が足りず隙間だらけ
ここにはリング状の「ろ材」と
ゼオライトという「ろ材」を
キッチンネットにぶち込み底面に敷き詰めました
リング状のろ材は
硝化バクテリアの住居になることで、飼育水の浄化力を高める効果があるようです
ゼオライトは
水中のアンモニアなどの成分を吸着できる素材です
水質の安定化に一役買ってくれます
これで濾過方法はバッチリ
水槽も準備できました
(水槽はネットで注文しましたが2度も割れたものが届き…送り返し…結局ホームセンターで購入…なんやねん…)
陸の制作
陸はプラスチックダンボールで囲いを作りました
だいたい奥行き4割くらいを陸部分に割り当てました
高さは15cmほどでしょうか
ある程度高さを出しておかないと水槽内の水量が少なく水質悪化に繋がりかねません
陸の底面には赤玉土をキッチンネットにぶち込みかさ増ししております
赤玉土は時間が経つと泥状になり
管理が大変になりそうですが
陸部分には植物を植える予定なので
根が張りやすくなってくれるはず
陸自体の大きさはあまり変えない予定なのでまぁよしとします
あとはソイルを敷いたり砂利を敷いたり
やっぱり砂利が1番可愛く見えますね
そしてソイルはアホみたいに使いますのでたくさんあるに越したことはありませんでした
私達も途中でソイルがなくなり作業を中断しました・・・笑
壁面の造形
壁面には「造形君」をペタペタ
この「造形くん」
名前は可愛らしいわりにかなり手強く
水分が少なすぎるとパラパラとこぼれ落ち
水分が多すぎると重みで垂れてくる
なかなかのじゃじゃ馬くんでした
ちなみに2Lの造形くんでこれくらい
60cm水槽の壁1面塗るには物足りませんね
ご参考までに
流木たち
あとは流木とブランチウッド(細かい流木)やコルク、水草などをちょこちょこ差し込み
レイアウトが一番難しかったのですが一番楽しかった場所でもありますね
ちなみに・・・
大きな流木をドンっと置き
周りに細かいブランチウッドをある程度規則的に置くだけで
なかなかそれっぽく見えます 笑
そして完成
まだプラスチックダンボールが丸出しなので
石で造形したりなんやかんやで目立たないようにしていきたいと思います
水質の維持はどうなのか
そしてこのイモリウム水槽を作成したのが
2023年の11月中旬
そして現在2024年の3月中旬ですが
水槽内のお水はまだまだ綺麗です
水質チェッカーもPh6くらいを指しています
実際のところアカハライモリ飼育にあたっての適正なPh値がまだ分からないのですが
いろいろ調べてみたところ
中性からやや酸性の水を好むという
ことがわかってきました
そして本来アカハライモリが住んでいる水田の適正Ph値は5.5〜6.5
田んぼもだいたい中性からやや酸性の水ってことですね
ということはおおよそPh値は5.5〜6.5を維持できていればアカハライモリの飼育は可能
ということでしょうか(素人調べ)
しかし水道水をカルキ抜きしたもの(Ph7前後)を
そのまま使用している論文も散見されたりと
アカハライモリは結構水質には強い生き物なのかもしれません
おそらく水質の維持が大事で
餌や糞で水質が大きく変化することがなければ元気にアカハライモリの飼育が
可能だと考えています
ちなみに今回のシン・イモリウムは立ち上げから4ヶ月間 Ph6を維持できています(優秀です)
カビの大繁殖
作成して初めて感じたのが
カビの繁殖でした
60cm水槽は壁面が高いため水槽内の空気の流れが滞りやすいようです
苔や流木にはカビがびっしり・・・
ほぼ毎日カビ抑制スプレーを散布
めちゃくちゃメンテナンス増えてるじゃないですか・・・
それでも出現するカビたち
これは手を打たなくては・・・
まぁでも空気が滞りやすいのであれば空気の流れを作ってあげればいいだけのこと
卓上扇風機でもダイソーで購入しようと出向いたのですが
季節は冬・・・
売ってない・・・
我が家にも卓上扇風機あるにはあるし買わなくてもいいか・・・うん?
え・・・
あれ・・・?
溶岩石にはカビが生えていないじゃないですか
溶岩石は多孔質な形状をしており水や多湿な環境との相性が良く、吸水性がある
とのこと
これだ!
黒い石かっけー!これ入れよう
となにも考えずに入れた自分を褒めたいです
溶岩石が砕かれた溶岩砂利なるものがあるとのこと
さっそく購入し
カビが大発生している部分をキレイにしてから
溶岩砂利を敷きました
全然カビ生えないです!!
さながら脳内ではロッキーのテーマソングが流れるくらいの勝ち誇り
こんなに変わるものかと・・・
カビに悩まされている方は溶岩砂利をおすすめします
やってよかった!
今回シン・イモリウムを作成した感想としては
やってよかった!です
見た目も可愛く癒やされる日々
そして以前の水槽よりも水質の維持が楽になっている気がします
初心者こそ大きい水槽のほうが管理しやすいのかもしれませんね
イモリ飼育に少しお金をかけられる方、大きい水槽を置いておける方は
ぜひ参考にしてみてください
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