こんにちは埼玉県在住のズボラ夫婦です
今回は悲しいお知らせ
我が家のアカハライモリが一匹亡くなってしまいました
数日前から「喉元から手足まで腫れ上がる」ような症状が出ており
エサもまったく食べれていませんでした
なにが悪かったのか
対策ができたのではないか調べていきたいと思います
まずこの症状に病名があるのか・・・
どうやら「風船病」といわれているらしいです
「アカハライモリ 風船病」で検索すると写真が出てきます(我が家のイモさんは写真撮れませんでした)
では原因はなんなのか
鳥取大学の「アカハライモリの病気とその対処法」という論文では
細菌感染が原因とされているようです
しかし抗生物質を加えた飼育水で飼育しても症状が改善することはあまり期待できないとのこと
抗生物質の効かない細菌感染・・・
恐ろしいですね
しかも他のイモリたち(2匹)には同様の症状は出ておらずいたって元気
感染性はあまり高くないとのこと
他には汚染された飼育水にて長期間飼育していることで発生することもあるとのこと
汚染、つまり「高アンモニア状態下」での飼育にて生じることもあるといいます
これは水換えの頻度が少ない我が家の水槽では十分に起こりえること・・・
すぐに水質チェッカーにて確認するもPhは中性寄り
水質は悪くなさそうです
これはほんとによかった
低メンテナンス水槽で水質が悪化しないことは一番誇らしい
となると・・・
原因が分かりません・・・
悶々とアカハライモリが亡くなってしまった原因を考えるもど素人のため
まったく答えにたどり着きません
ど素人ですから・・・
知ってる人に聞きに行こう!
以前、お邪魔した日本両棲類研究所にお邪魔することにしました
この日も運良く所長の篠崎先生にお会いすることができました
篠崎先生はアカハライモリの再生研究から知見を発展させ
ヒトの役に立つ「再生医療」にむけての研究をされている方です
つまりアカハライモリのスペシャリスト!
お忙しい中お話を聞いてくださりありがとうございました
どうやら日本両棲類研究所でも同様の症状がでるアカハライモリがいるようでした
先生も同じく抗生物質入の飼育水を試したりしたようですが効果はいまひとつ
飼育水が汚染されていることも考えにくいとのことでした
つまるところ
原因不明
というのが現状言えることみたいです
アカハライモリの特性上、四肢や脳、網膜の再生が可能な生き物です
膨れ上がった喉元を切ることで新しい皮膚組織を作ることはどうなのか伺いましたが
これもあまり現実的ではないとのことでした
たしかにご飯食べれなくなっちゃいますもんね・・・
ただ対応としては餌に気を使っているとのことでした
市販のイトミミズなどはどんな病気を持っているか分からないから
砂肝を細かく切ったものを餌として与えているとのこと
そうビールのお供の砂肝です
人が食べるものだからよっぽどのことがないかぎり細菌感染は起こりにくいだろうとのことです
うーんここのアカハライモリさんたちは羨ましいですね笑
しかし日常飼っているアカハライモリに砂肝を毎回細かく切ってあげるのも
面倒くさい 大変です
大変なんです
あいつらめっちゃご飯食べるんで
他の個体は元気なためとりあえず我が家は様子見することにしました
その代わり水質チェック、餌の種類は見直す必要がありますね
今回とても勉強になりました
もっとアカハライモリの性質や特徴を細かく調べてみようと思います
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